2010年10月16日土曜日

プロモーションを成功に導くあの人との出会い?キーワードの選び方?

今回は、検索エンジンマーケティングの実現において、よりシャープなキーワードの選定方法について述べたい。

総務省が発表した「平成18年度情報流通センサス」(PDF)では、情報流通の推移において、この10年で「選択可能情報量」は410倍に増えたというデータが発表されている。

一個人が収集可能となった情報における限界値の広がりに伴い、消費者の嗜好性は加速度的に多様化が進み、既存のマスマーケティングでは首尾よくリーチできない層が広がりつつあるのではと筆者は考えている。

電通総研の発表した「2007年?2011年のインターネット広告費に関する試算」(PDF)によると、4マス広告がマイナス成長をしている市況下で、P4P(検索連動型広告)は拡大基調にある。

当該レポートにおける2010年の P4P は2,047億円規模となっており、昨年対比で113%成長という試算となり、この数値は当社の独自試算値である2,129億円?昨年対比で116%成長と近似値である。

単刀直入に申し上げると、2社の読みに大きな乖離はなく、P4P 市場の成長は今後も続く見込みである。

双方のレポートから読み取れる事として、「自身の必要とする情報を言語化し能動的な情報収集を行うユーザー」と、こうした能動的なユーザーを直接サイトに取り込むことのできる非常に“稀有な販促経路”である「検索エンジンでのプロモーションに注目している個人?法人」の継続的な増加が挙げられるのではないだろうか。

さて、こうした市場における競合状況はますます激化する中で、重要度を増しているのがターゲティングであると考える。

いわゆる“標的市場の選択”であるが、戦略を大きく左右する5W2H の決定が基礎となる。ただし、標的とする市場を同一属性の集団として捉えた上で戦略を捻り出したとしても、この厳しい現況を生き抜くことは困難である。

活路を見出すためには、さらにシャープな視点でターゲットを見つけ出すこと、いわゆる顧客の想定人物像のあぶり出しが不可欠である。その手法や人物像それ自体を「ペルソナ」と呼ぶ。

彼(彼女)が持っているニーズをどの様なキーワードに置き換えて検索するのかという視座で、P4P や SEO の対策ワードやタイトル等のライティングを決定する必要がある。このように、マーケティング活動を俯瞰して見てみると、このペルソナがすべての出発点となる。

今後すべきシャープな検索エンジンマーケティングは、このペルソナをどれだけ具体的に設定して、的確な対策ワードを抽出することである。求人情報サイトを例に、ペルソナとそれに合わせた想定検索ワードを簡単に紹介したい。

?10代後半から20代前半の学生?都市在住?独身?1人暮らし(男性)→「バイト」
?10代後半から20代前半の学生?都市在住?独身?1人暮らし(女性)→「アルバイト」
?20代後半から30代前半の主婦?郊外在住?既婚者?家族同居(女性)→「パート」

ターゲットを、ある同一属性の集団として考えた場合は「求人情報」といった検索ワードを想定するかもしれないが、検索数が多いからといって闇雲に対策ワードに選定しても効果に結びつかない可能性が高いのだ。

いまだに、ペルソナ不在のプロモーションを行っているのであれば、すぐにでも彼(彼女)に出会う必要がある。

(執筆:アウンコンサルティング株式会社 SEM グループ?チームマネージャー 栗原悠)

記事提供:(((SEM-ch))) 検索エンジンマーケティング情報チャンネル

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